03-5730-1331

受付時間 9:00〜18:00(土日祝はお休み)

有料職業紹介 許可番号 13-ユ-309036

住み込み農業とは?メリット・デメリットや応募方法について

住み込み農業とは?メリット・デメリットや応募方法について

「住み込み農業についてより詳しく調べたい」
「住み込み農業を始めるべきか判断できない」

このようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。本記事では、住み込み農業のメリット・デメリットや時給相場、応募方法を解説します。

住み込み農業をおこなうべきかを正しく判断したい方は、ぜひ最後までご一読ください。

住み込み農業とは

住み込み農業とは、農家に住み込みをしながら働く仕事スタイルです。一般的には、働かせてもらう農家さんの家か寮で生活を送りながら農業をします。

なお、仕事内容は雇用形態によって異なり、正規雇用の場合は農作業、加工や出荷、販売などの業務も担当する場合があります。一方、非正規雇用の場合は、農作業を担当する場合が多い傾向です。

住み込み農業のアルバイトを募集する求人の多くが、経験や資格を必要としていないため、農業経験がない方であってもチャレンジしやすい仕事だといえます。

住み込み農業の給与相場について

住み込み農業の給与相場について

住み込み農業における給与相場は、およそ年収300万円前後です。なお、未経験で住み込み就農した場合は、年収250万円~280万円程度といわれています。

国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の会社員の平均年収は458万円ですので、住み込み農業の年収は平均よりも低いのは明らかです。

ただし、多くの住み込み農業は家賃や光熱費が無料なので、生活費にお金がかかりません。そのため、手元に残るお金は同年収のサラリーマンよりも多い傾向といえます。

参考記事:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁

住み込み農業のメリット3選

住み込み農業のメリット3選

続いて、住み込み農業における3つのメリットを解説します。具体的には、以下のとおりです。

・生活費を節約できる
・田舎暮らしの魅力を味わえる
・農業体験を通じてスキルアップできる

これらは住み込み農業ならではのメリットといえますので、農業の仕事に興味がある方は、しっかりとチェックしておきましょう。それでは、具体的に解説します。

生活費を節約できる

住み込み農業のもっとも大きなメリットは、生活費を節約できる点です。なぜなら、家賃が浮くだけでなく、光熱費が無料もしくは格安になるからです。

生活費が浮いた分だけ貯金もできますし、まとまったお金が必要となる予定がある場合は、そこに収入を充てられるでしょう。

また、現地で採れた新鮮な野菜や果物を毎日食べられるので、食費を抑えながら健康になれるのも住み込み農業ならではの醍醐味です。

田舎暮らしの魅力を味わえる

住み込み農業は、鳥のさえずりや川のせせらぎなどの自然を存分に味わえるのも魅力です。特に、都会暮らしの方は、都会から離れた自然の中で生活すれば、心も体もリフレッシュできるでしょう。

また、田舎はコミュニティが狭いという特徴から、人間関係が濃くなりやすい傾向です。都会生活ならではのドライな人間関係に寂しさや疲れを感じている方は、人との触れ合いを通じて、これまでにない温かな人間関係に癒されるかもしれません。

農業体験を通じてスキルアップできる

住み込み農業では、リアルな農業体験を通じて、農業の基礎から実践まで幅広いスキルを身につけられます。将来的に独立して農業を始めたい方はもちろん、農業の会社を立ち上げたい方にも役立つ経験となるでしょう。

また、食料の生産過程に直接携わる中で、食の大切さを実感できれば、自分自身の価値観の見直しにもつながるでしょう。

住み込み農業のデメリット3選

住み込み農業のデメリット3選

前項目では住み込み農業のメリットを解説しましたが、一方で以下のようなデメリットも存在します。

・農業以外の収入が止まる
・肉体労働は避けられない
・生活環境のギャップを感じやすい

デメリットを理解せずに住み込み農業に挑戦した場合、後から後悔する可能性もゼロではありませんので、十分に目を通しておきましょう。

農業以外の収入が止まる

住み込み農業として働くときは、農業に全ての時間と労力を注ぐ必要があるので、他の仕事に時間を割くのが難しくなります。

普段住んでいる自宅の家賃や携帯代がかかる方は、住み込み農業中であっても固定費を払わざるを得ないので、お金は思ったよりも貯まらないといった状況になるおそれもあります。

そのため、住み込み農業を始める際は、資金面にはできる限り余裕を持たせておきましょう。

肉体労働は避けられない

農業は、体力を必要とするいわば肉体労働です。日中は屋外で作業をおこなうので、筋肉痛や腰痛に悩まされるケースもゼロではありません。特に、夏の暑い時期は熱中症などになるおそれもあるので、注意が必要です。

もちろん、多くの農家さんは無理なく働けるように休憩時間を設けてくれますが、そもそも体力に自信がない方には難しい仕事かもしれません。

生活環境のギャップを感じやすい

住み込み農業として働くために都会から田舎へ引っ越す場合、生活環境のギャップに戸惑ってしまう可能性があります。

田舎は都会のようにネット環境が強くありませんし、コンビニやショッピングモールの数も少ない傾向なので、生活環境を不便に感じるおそれがあります。

また、田舎は都会とは異なり人間関係が狭いため、地域の方針を守れない方は警戒されてしまい、周囲と上手く馴染めない可能性もあります。

ちょっとした噂などもすぐに広まりやすいコミュニティなので、周囲と上手く溶け込むための努力も必要になるでしょう。

住み込み農業の仕事に応募するためのステップ

住み込み農業の仕事に挑戦したい方は、以下のステップに沿って進めていきましょう。

住み込み農業の求人を探す

まずは求人サイトにて、住み込み農業の求人を探すところからスタートしましょう。農業系の求人サイトを利用すれば、住み込み農業の求人を効率的に探せるのでおすすめです。

また、求人を選ぶときは、給与以外にも勤務地や勤務期間、寮の有無などの諸条件も十分にチェックしておきましょう。

なお、中には長期勤務可能な方を対象に「引っ越し支援金」を支給してくれる求人などもあるので、魅力的な待遇を謳う求人を見つけたときはブックマークしておくのをおすすめします。

気になる求人へ応募する

気になる求人をピックアップできたら、さっそく応募しましょう。基本的に、求人への応募は何件でも可能ですが、数が多すぎると自分で管理できる範囲を超えてしまう可能性があるので、3件前後で抑えておくのをおすすめします。応募後は、企業から選考連絡が来るまで待ちましょう。

面接を受け、合否連絡を待つ

無事に面接へ進んだ後は、企業からの合否連絡を待ちましょう。企業ごとによっても異なりますが、一般的には面接の1週間以内には合否連絡が届くはずです。晴れて合格した後は、勤務日や場所、準備物などを確認し、仕事をスタートさせましょう。

住み込み農業におけるよくある質問と回答例

最後に、住み込み農業におけるよくある疑問について一つひとつ回答していきます。

Q.住み込み農業の求人が多い時期はいつ?
Q.短期バイトとしても応募できる?
Q.就労時間はどれくらい?
Q.住む場所はどんなところ?

これらの疑問に少しでもピンと来る方は、疑問をクリアにしたうえで、住み込み農業の仕事に挑戦するかを検討しましょう。それでは解説します。

Q.住み込み農業の求人が多い時期はいつ?

収穫する作物によっても異なりますが、およそ種まき期の4月~5月、収穫期の8月~10月辺りに求人が増える傾向です。住み込み農業の仕事にチャレンジしたい方は、この時期に合わせて農業系の求人サイトをチェックすると良いでしょう。

Q.短期バイトとしても応募できる?

結論として、短期バイトとしても応募可能です。住み込み農業の求人には、2ヵ月以上の長期バイトから1週間以内の短期バイトまで、さまざまなパターンが存在するからです。

また、中には勤務地から近い方は1週間以内の勤務でOKとし、遠い方には2週間以上の勤務を条件とする求人も存在します。そのため、短期バイトを探すときは、募集要項の勤務期間をしっかりと確認しましょう。

Q.就労時間はどれくらい?

勤務先によっても異なりますが、早朝~夕方まで作業するのが多い傾向です。夜遅くになると周囲が暗くなり作業ができなくなるため、日が昇っている時間に作業を進めるのが一般的なスタイルです。

ただし、急な大雨に見舞われたときや繁忙期などは、養生や雨風対策、収穫ペースを上げるために残業を頼まれるケースもあるので、注意が必要です。

Q.住む場所はどんなところ?

住む場所は管理者ごとに異なりますが、多くの場合は以下のようなパターンです。

・専用の寮
・アパート
・シェアハウス
・公営住宅、社宅

また、寮やアパートにおいても、相部屋、完全一人部屋、バス・トイレ共同などの条件は大きく異なります。

そのため、求人に応募する際は、自分に合った暮らしができるよう慎重に選びましょう。詳細が求人に書かれていないときは、応募時に電話で問い合わせするか、面接時に質問するのをおすすめします。

まとめ

住み込み農業は、生活費を抑えられるだけでなく、田舎暮らしならではの働きやすさを感じられる魅力的な仕事です。

しかし、求人を探す際には自分に合った仕事なのかを見極める必要があるので、最初の一歩をなかなか踏み出せない方も少なくないでしょう。

FarmAgent(ファームエージェント)では、住み込み農業の求人を多く取り扱っています。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたにマッチした求人を厳選してくれるので、ぜひお役立てください。

無料!転職サポートに登録

新着求人