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畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じる原因や対処法を解説

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じる原因や対処法を解説

「畜産の仕事を辞めたい」
「辞めたいときにどんな選択肢がある?」

このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、畜産の仕事を辞めたいと感じる原因や辞めたいときに考えるべきことについて詳しく解説します。

畜産系の仕事は種類が豊富なので、畜産系の別の会社に転職すれば悩みが解決される可能性も十分に考えられますので、ぜひ最後までご覧ください。

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じる原因

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じる原因

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じる主な原因は以下のとおりです。

それぞれの原因について、詳しく解説します。

①朝が早くて辛い

畜産の仕事内容によっても異なりますが、一般的には4時〜5時から作業をスタートするので、朝が苦手な人や夜型な人にとっては仕事を辞めたくなる原因のひとつです。

とはいえ、仕事を始めて間もない段階だと辛いと感じることもありますが、徐々に慣れてくれば生活リズムが自然と朝型になるため、それほど大きな問題に発展することは少ないでしょう。

もし朝早いのがどうしても苦手だという方は、平均睡眠時間を8時間ほど確保でき、比較的朝ゆっくりと作業を開始できる養豚場なども検討するといいでしょう。

②休みが少ない・休みにくい

畜産の仕事は牛・豚・鶏などの家畜を飼育する仕事なので、毎日牛舎の清掃やエサやりなどのお世話をする必要があります。

仕事内容的に、自由に休みが取れないだけでなく、好きなタイミングで有給休暇も取りにくいので、プライベート時間を確保できずに辞めたいと感じる人も多いようです。

近年は、IT技術の発展からロボットが導入されて搾乳や寝床の清掃などの自動化が進んでいます。そのため、酪農家の仕事を代行してくれる酪農ヘルパーとの連携によって労働環境は改善されつつありますが、まだまだ労働環境の改善が必要なケースもあります。

③肉体労働が多い

畜産の仕事はふん尿の掃除やエサやりなど、肉体労働が基本となるため、体力に自信がないと作業が辛くなり、辞めたい原因になります。

とはいえ、畜産系の仕事は朝早くから作業開始となる場合が多く、お昼前後に長めの休憩があるので、長時間にわたって肉体労働をおこなうケースは少ない傾向です。

④労働環境が悪い

先ほどもお伝えしたとおり、畜産業はIT技術の導入によってスマート化されつつありますが、以前として3K(汚い・臭い・危険)に該当する職場も多いです。

中でも臭いがきついと感じる方が多く、作業服はもちろん髪の毛やメガネにまで臭いがこびりついてしまい、プライベートにまで影響することから辞めたいと感じる方もいます。

畜産系の臭いは近隣住民にも迷惑がかかることがあるので、臭い対策には力を入れていますが、家畜の身近で仕事をするとなると完全には避けられない問題でしょう。

⑤人間関係が良好ではない

畜産の仕事は家族経営で営まれている場合が多いため、経営している家族のもとで仕事をする場合、家族との相性が悪いと人間関係がつらく辞めたいと感じるケースもあります。

また、家族に気を遣い過ぎてしまって疲れてしまうというケースもあるほど、家族経営の下で働くことは、ある種の難しさがあります。

⑥将来性をあまり感じない

畜産業の平均年収は374.4万円ですが、日本全体の平均給与は460万円です。畜産系の仕事の平均年収は低いため、将来性を感じられずに辞めたいと考える方もいます。

とはいえ、経営者として牧場や牛舎を経営することで年収のアップを見込めますし、家畜人工授精師などの国家資格を取得することでキャリアアップも見込めるので、全く将来性のない仕事ではありません。

畜産関係の仕事を辞めたい・辛いと感じたときにやるべきこと

畜産関係の仕事を辞めたい・辛いと感じたときにやるべきこと

畜産関係の仕事を辞めたい・辛いと感じたときにやるべきことは以下のとおりです。

すぐに辞めるという決断をすると失敗してしまう可能性があるので、一度慎重に考えることが大切です。それでは、一つひとつ解説します。

①畜産業界の先輩に相談する

自分より畜産業界で長く働いている先輩に相談すれば、自分では気付かなかったキャリアやビジョンが見つかることもあります。

畜産業界の中でも同じ仕事をしている先輩に相談できる場合、過去に同じ悩みを抱えて解決している可能性もあるので、できる限り同じような仕事をしている先輩を探すことが大切です。

②上司や友人に相談する

職場の上司や友人、家族などの身近な人へ相談するのも有効な手段です。

「辞めたい」という気持ちを自分の中だけに留めておくとネガティブな部分が大きくなりがちですが、誰かに相談してスッキリすれば、気持ちが前向きな方向に変わる可能性があります。

また、自分では気づけなかった発見がある可能性もあるので、まずは相談してみることが大切です。

③有給休暇を消化してリフレッシュする

畜産関係の仕事は仕事が休みづらいですが、有給休暇を消化してリフレッシュすれば、ネガティブな気持ちをポジティブに切り替えられるかもしれません。

畜産業界では有給休暇を「取得できない」と言われることもありますが、これは法律上ありえません。なぜなら、労働基準法第39条において与えられる10日の有給休暇のうち5日間は取得させる義務が雇い主にはあるからです。

ストレスを感じたまま仕事を続けてしまうと、判断能力が低下して「仕事を辞める」という選択肢以外考えられなくなってしまう恐れもあるため、精神的に参ってしまう前に有休消化の相談をしましょう。

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じたときに考えること

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じたときに考えること

畜産の仕事を辞めたい・つらいと感じたときに考えたいことは、以下のとおりです。

それぞれについて、詳しく解説します。

①畜産関係の仕事を目指した理由を思い出す

どのような気持ちで畜産関係の仕事を目指したのかを思い出せば、心機一転初心に戻って仕事ができるかもしれません

たとえば、「動物が大好き」「日本の食を支えたい」など、あなたが畜産系を目指した何らかの理由があるはずです。仕事を辞めたいと思ったら、まずは今の道を志したきっかけを振り返ってみましょう。

②畜産の仕事のやりがいを考える

畜産の仕事は動物と密接に関わることができ、日本の食を支える非常にやりがいのある仕事です。やりがいを改めて考えれば、自分の仕事に誇りを持てるかもしれません。

以下では、畜産業のやりがいを一例としてまとめました。

③大規模な畜産会社に転職する

農林水産省が発表した「農業経営統計調査」によると、収入から経費を差し引いた「農業所得」は、200頭以上飼育している大規模農場が多い傾向にあります。待遇面が良い大手畜産会社に転職できれば、仕事へのモチベーションは改善する可能性があります。

具体的な事業収入と農業所得は、以下のとおりです。

事業収入 農業所得
酪全国平均 86,587,000円 7,358,000円
搾乳牛の飼育数50頭未満 34,185,000円 3,075,000円
搾乳牛の飼育数50~100頭 86,550,000円 7,477,000円
搾乳牛の飼育数100~200頭 175,992,000円 2,667,000円
搾乳牛の飼育数200頭以上 547,025,000円 73,342,000円

参照:農林水産省「農業経営統計調査 営農類型別経営統計 確報 令和3年営農類型別経営統計

ただし、一般的に規模の大きい会社の従業員の待遇では優れていますが、人が集まりやすいため、人手不足になりづらい傾向になります。

④畜産関係の別の仕事に転職する

畜産関係の仕事には、牛舎や養豚場、養鶏場、技術職、酪農ヘルパーなど、さまざまな仕事があるため、今のスキルを活かして別の畜産系の仕事に転職することも可能です。

すでに畜産系の仕事経験があれば、未経験者よりも仕事の選択肢が広がりやすいので、有利に転職活動を進められる可能性があります。

⑤畜産公務員を目指す

畜産公務員は、国家公務員や地方公務員として畜産に関われるので、将来的にも安定した環境で働けます。

公務員試験に合格できれば学歴に関係なく仕事に就けるので、仕事をしながら公務員の道を目指すために勉強をする方も一定数存在します。

なお、畜産公務員にはさまざまな仕事内容があり、たとえば農林水産省に属して日本全国の畜産に関わることができます。もしくは、地方農政局に勤めて現場のリアルな声をもとに地域に合った施策を実施することも可能です。

畜産の仕事に関するよくある質問

最後に、畜産の仕事に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.環境的に畜産はやめるべき?

地球環境の観点からは畜産は悪影響を及ぼすと言われています。なぜなら、食肉を生産するうえで温室効果ガスを排出したり、水資源や土地をまとめて使用するからです。

国連食糧農業機関(FAO)の報告によると、畜産業による世界の温室効果ガス排出量への寄与は約14%と大きな割合であることが分かっています。

とはいえ、日常的に食べられている牛肉や豚肉、鶏肉をSDGsの観点から一切食べなくなるのは不可能ですので、生産者がこの問題に取り組むことが求められています。

Q2.畜産業界に将来性はある?

畜産業界ではスマート化が進んでおり、畜産業界は技術が著しく発展している将来性のある業界のひとつです。自動搾乳ロボットや環境制御、自動給水・給餌、ふん尿処理など、すべてロボットなどの機械によって対応できる技術が完成しています。

また、農林水産省の畜産統計調査によると2008年〜2019年の期間の生乳生産量は730万〜790万トンと高い水準で推移していることから考えても、今後乳製品の需要が低くなる可能性は低い傾向です。

まとめ

畜産の仕事はきついことも多く辞めたいと考える方もいますが、すぐに畜産を離れてしまうのはこれまでの経験が無駄になってしまうので、まずは今の仕事を続けられるように対処してみることが大切です。

どうしても今の仕事を続けるのが限界なのであれば、今とは別の畜産系の仕事に転職する道や、同じ業界の別の会社に転職する道も検討してみるといいでしょう。

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