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未経験者必見!酪農家・酪農ヘルパーの仕事内容や就職・転職する方法を解説

未経験者必見!酪農家・酪農ヘルパーの仕事内容や就職・転職する方法を解説

「酪農家ってどんな仕事?」
「未経験から酪農家になれる?」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、酪農家・酪農ヘルパーの仕事内容や未経験から酪農家に就職・転職する方法について詳しく解説します。

未経験から酪農になる道を目指している方は、ぜひ最後までご覧ください。

酪農家とはどんな仕事か

酪農家とはどんな仕事か

まずは、未経験から酪農家になる道を目指す方が押さえておくべきポイントを解説します。

酪農家の仕事内容や1日のスケジュール、平均年収などを頭に入れれば、より酪農家に対する理解が深まるでしょう。一つひとつ解説します。

そもそも酪農家とは?

酪農家とは、牧場や牛舎などで乳牛を育て、搾乳して生乳を生産する仕事です。酪農の”酪”という文字は乳製品のことを指すため、牛乳やチーズなどの乳製品を生産する農家”という意味があります。

酪農家はただ搾乳して生乳を生産するだけではなく、買取価格の高い高品質な生乳を生産するために、乳牛にとってストレスの少ない環境で健康的に育てることが求められます。

酪農と畜産の違い

畜産は、主に牛・豚・鶏・羊などの家畜を飼育し、肉や卵、乳などの食品を生産します。他にも、家畜の毛皮をアパレルブランドや革製品を扱う企業に卸したり、骨などをラーメン屋に卸したりと、家畜の可食部以外の部位も扱います。つまり、乳牛を飼育して生乳を出荷する酪農は畜産の一部に含まれます。

酪農家の仕事内容

酪農家の主な仕事内容と各牧場の実施率は、以下の通りです。なお、ここで言う実施率は、以下の作業を実施している牧場の割合を指します。

作業内容 実施率
飼料を牛に与える 95.5%
牛舎を清掃し、快適で清潔な環境を保つ 95.5%
集めたフンを処理して堆肥をつくる 54.5%
搾乳機などを使い、衛生的に搾乳する 68.2%
搾乳した牛乳を冷却保存し、出荷する 54.5%
必要な飼料を購入する 45.5%
飼料用の作物や牧草を育て、時期を見て刈り取り、サイロなどに貯蔵する 54.5%
親牛に適切な時期に種付けをして計画的に出産させる 50.0%
放牧場を管理し、牛を放牧させる 22.7%
生育状態に合わせて飼料を調合し、与える 40.9%
搾乳した生乳を乳製品に加工して販売する 0.0%
家畜市場に子牛を出荷する 45.5%
必要のなくなった家畜を処分する 40.9%

(参照:厚生労働省 jobtag「酪農従事者」)

酪農家によっても作業内容は若干異なる部分があるものの、基本的には乳牛の世話や搾乳に関しては酪農家が行うことが多い傾向です。なお、酪農家が乳牛の世話以外にも、生乳の加工や販売なども行っている場合もあります。

酪農家の平均年収

酪農家の平均年収は、374.4万円です。(参照:厚生労働省:joptag「酪農従事者」

全職業の平均年収は460万円ですので、全体に比べるとやや平均年収は低いと言えます。ただし、酪農家は飼育する乳牛の数によっても大きく給与が変動する傾向なので、独立開業して200頭以上の乳牛を飼育する牧場を経営する場合は、年収1,000万円を目指すのも不可能ではありません。(参照:国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

酪農家の具体的な1日のスケジュール

酪農家の具体的な1日のスケジュールの一例は、以下の通りです。

時間 作業内容
5時〜7時 搾乳・健康チェック・エサやり(飼料給与)・牛舎の片付けなど
7時〜8時 子牛の哺育・牛の管理・放牧など
8時〜9時 休憩
9時〜12時 放牧地の管理・農機整備など
12時〜15時 休憩
15時〜16時30分 子牛の哺育・牛の管理・発情チェック・生乳検査・管理台帳の記入
16時30分〜18時 搾乳
18時〜19時 エサやり(飼料給与)・牛舎の清掃・健康チェック
19時〜 退勤

基本的に、農家の仕事は朝早くから作業を開始しますが、昼間は作業量が少ないので、自由時間や休憩時間が多くなる傾向にあります。

未経験の方は酪農ヘルパーから始めるのもひとつの手

未経験の方は酪農ヘルパーから始めるのもひとつの手

未経験からでも酪農家になるのは可能ですが、農業経験ゼロの状態で酪農家の仕事に慣れるのは、現実的に難しい可能性があります。そんな方は、”酪農ヘルパー”から始めてみるのも検討してみると良いかもしれません。

酪農ヘルパーになれば酪農家の仕事の流れを理解できるので、将来的には酪農家を目指すために、まずは酪農ヘルパーから始めるという方も多いと言われています。酪農ヘルパーとはどんな仕事なのか、より詳しくみていきましょう。

①酪農ヘルパーとは

酪農ヘルパーとは、酪農家が休みを取る際に酪農家の代わりに乳牛の世話や搾乳、エサやりなどの業務を代行する仕事です。

酪農家は365日24時間乳牛の健康状態をチェックする必要があるため、お休みを取るのが難しいとされています。そこで出番となるのが酪農ヘルパーです。酪農ヘルパーは、酪農家が休みたい日だけ牛の世話を代行します。

酪農家の労働環境を改善するためにも酪農ヘルパーの需要は年々高まっており、国や地方公共団体が酪農ヘルパーの出役を補助する事業を行っています。

②酪農ヘルパーの仕事の流れ

酪農ヘルパーの仕事内容は、基本的に酪農家と変わりません。先ほどもお伝えしたとおり、酪農家によって作業内容が若干異なる部分もあるため、酪農家と連携を取りながら作業を進めていきます。

③酪農ヘルパーの給料相場

酪農ヘルパーの平均的な月給は月給20万円〜28万円ほど、年収は賞与を含めて320万円〜480万円ほどです。一概には言えませんが、基本的には酪農家と同水準の給与をもらえます。

④酪農ヘルパーになるための方法

酪農ヘルパーになるためには、酪農ヘルパーと酪農家を繋ぐ「酪農ヘルパー利用組織」に在籍することが一般的です。

そのためには面接に合格する必要がありますが、未経験者も採用対象なので、酪農ヘルパー利用組織に在籍してから酪農ヘルパーとして仕事できるように研修を受けられます。

なお、酪農ヘルパー利用組織に在籍しなくても酪農ヘルパーになれますが、個人的に研修に参加する必要があり金銭的負担が大きくなるため、教育費用を負担してくれる酪農ヘルパー利用組織に在籍するのがおすすめです。

未経験・新卒から酪農家に就職する方法・流れ

未経験・新卒から酪農家に就職する方法・流れ

次に、未経験・新卒から酪農家に就職する方法・流れを状況別に解説します。

①農業高校から酪農家に就職する方法・流れ

農業高校で酪農について学んだ場合、そのまま酪農家や酪農ヘルパーになるのも可能です。そうすれば、畜酪農研修施設などでより知識を付けてから酪農に携わることができます。

また、普通科の高校でも酪農家を直接目指せるので、必ずしも農業科や酪農家を専攻していなくても問題ありません。

②畜産系の大学・短大・専門学校から酪農家に就職する方法・流れ

畜産系の大学・短大・専門学校を卒業した場合、そのまま酪農家や酪農ヘルパーになることが一般的です。

一般的に、大学・短大・専門学校では十分な知識や技術を身につけられるので、卒業後に就職先を見つけることは難しくないでしょう。

③酪農研修施設から酪農家に就職する方法・流れ

酪農研修施設は酪農経営に必要な知識や技術を学べる施設です。

酪農研修施設は全国にあり、人工授精師といった酪農に関する資格の取得や独立支援金を用意する施設もあります。酪農研修施設は主催する団体や地域によっても大きく異なるため、ある程度場所を絞って研修先を探すといいでしょう。

ただし、未経験からでも採用してもらえる農場や酪農ヘルパーという選択肢もあるため、資格を取得したいなど明確な目的がない場合は金銭的負担がかかる可能性もあるため、未経験採用でチャレンジすることも選択肢に入れるといいでしょう。

④社会人から転職する方法・流れ

社会人から酪農家に転職する場合、未経験を採用している求人に応募するか、酪農研修施設で酪農について学んでから酪農家を目指す方法があります。

社会人として働く中で培った社会人としての基礎や対応力、コミュニケーション力などは酪農家としても活かせるでしょう。

未経験から酪農を目指すことに関するよくある質問

最後に、未経験から酪農を目指すことに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.酪農の仕事は辛い?

酪農の仕事は辛いというイメージを持たれがちですが、最新機械の導入による自動化や酪農ヘルパーとの連携から以前に比べて格段に働きやすい環境が整っています。

しかし、乳牛という生き物を扱う仕事なので、毎日乳牛の世話を朝早くする必要があるなど、朝が苦手な方や慣れるまでは辛いと感じることもあるでしょう。

一方で、酪農家は国民の食卓を支えられる仕事であり、愛情を持って乳牛に関われる仕事なので、やりがいも非常に大きいです。

Q2.女性でも酪農ヘルパーになれる?

結論として、女性でも酪農ヘルパーになれます。

「一般社団法人 酪農ヘルパー全国協会」に在籍する酪農ヘルパーは全体の12%ほどです。女性の酪農ヘルパーは男性に比べて丁寧に仕事をこなしてくれる方が多いことから酪農家から大歓迎されています。

農林水産省の「酪農ヘルパーの朝」というコラムでは、北海道東部の中標津町で酪農ヘルパーとして働く日夏萌さんのインタビューが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

Q3.酪農業界の将来性は?

私たちの食卓を支える酪農業界のニーズは今後なくなることは考えにくいので、将来性のある職業のひとつといえます。

酪農業界ではロボット・AI導入による自動化が急速に進んでおり、自動搾乳や環境制御、給餌、給水、ふん尿処理などの作業を行うロボットや自動化装置が導入され始めています。

また、農林水産省の畜産統計調査によると2008年〜2019年の期間の生乳生産量は730万〜790万トンと高い水準で推移していることから考えても、今後乳製品の需要が低くなることは考えにくいでしょう。(参照:農林水産省「畜産統計(令和4年2月1日現在)」)

このように、酪農のスマート化や需要の高さから今後の酪農業界もさらに拡大が続くと予想できます。

Q4.酪農家はなぜ仕事を休めない?

乳牛は1日2回乳搾りを行うことが一般的ですが、もし1日でも乳搾りを怠ってしまうと乳牛が乳房炎などの命に関わる病気にかかってしまったり、牛乳の品質が悪くなってしまうなどの大きなリスクがあるため、毎日搾乳を欠かさずに行う必要があります。これらが、酪農家が仕事を休みにくい大きな理由です。

とはいえ、酪農のスマート化や酪農ヘルパーとの連携によって酪農家が休みを取りやすくなってきているので、以前のように”酪農家はまったく休めない”というイメージはなくなりつつあります。

まとめ

酪農家は家業継承のイメージが強いですが、酪農家は高齢化が原因で後継者を見つけることが大きな課題となっているため、未経験採用を積極的に行っています。

なお、未経験からでも酪農家や酪農ヘルパーなどで酪農の経験を積めば、酪農家として独立するという選択肢を選ぶのも不可能ではありません。酪農ヘルパーとして酪農家の近くで経験を積みながら酪農家を目指すのも一つの手でしょう。

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