株式会社三澤牧場のアピールポイントは
◎次世代の酪農設備を導入！
およそ700頭の牛を飼育するメガファーム、三澤牧場の規模は設備を見ることでもわかります。「ロボット牛舎」では、オランダ・レリー社の「アストロノートA4」をいち早く導入し、大幅な省力化に成功しました。毎日の搾乳作業からの解放は、スタッフにとって、大きな変化です。それだけではなく、乳量や活動量などの数値をデータ化して集積することで、乳房炎の牛や発情を迎えた牛を効率的に見つけることができます。
また、「バイオガス発電プラント」では、牛の排せつ物や余った餌から、再生可能エネルギーの「バイオガス」を発生させて、電気と熱エネルギーを生産しています。工程の中で、においの発生源となるメタンガスが除去されるので、牧場内のにおいも他の一般的な牧場に比べてクリーンに保たれています。このバイオガス発電プラントをさらに増やす計画も進めています。
乳牛の部門も「ロボット搾乳機」を増やしていく予定です。ロボット牛舎では、人がいなくても、24時間搾乳が可能です。個体ごとに乳量を記録するほか、首につけたタグで活動量を計測することで、発情している牛を見つけることができます。また、反芻の回数で体調不良の牛を早期に発見できるのも強みです。
小さい牧場ですと、何でもやらされて肉体的に疲弊するという話も聞きますが、最新の設備を導入することで、効率的な働き方が実現でき、休日や有給の取得にも役立っています。

◎未経験からでもスキルアップできます！
牧場は大きく「搾乳」「外回り」「哺乳」「繁殖」の4つの部署に分かれています。新卒の場合も、本人の希望を重視して配属先を決定するようにしています。どの部署も、未経験からスタートする人が多くいます。研修制度も充実しているので、勉強会や他の牧場の視察なども、積極的に参加できます。社員のやる気をサポートする社風と言えるでしょう。

◎新たな事業展開も計画、実行中！
2018年の11月には新牛舎も完成し、和牛の飼育を始めました。業界的に和牛の受精卵を買うことが難しくなってきたため、出荷だけではなく、自分たちで繁殖していこうという計画です。これからの時代を担う新たな事業だと考え、力を注いでいます。
和牛の牛舎では「哺乳ロボット」が稼働していて、子牛に自動でミルクを与えることができます。これまでに飼育してきた乳牛と比べて、和牛は生育的に弱い部分があり、管理を含めて難しい点もありますが、事業規模を広げるため、さらに新牛舎や事務所の建設を進めています。

◎人工授精に興味ある方も歓迎！
前述の通り100％自家繁殖（人工授精を外部の農協や獣医師さんにをしてもらうのではなく自社内で行う事）を行っていくため、人工授精師に興味がある方も歓迎！
自家繁殖をしている大型の牧場ももちろん他にもありますが、基本的にはある程度経験を積んだ中途の方も行うことが多いです。
これからやりたい！という方にとってチャンスがある環境も魅力の1つです！

◎新規就農も応援！
卒業生が新規就農をすることで三澤牧場内だけの発展ではなく業界の発展に繋がると三澤さんはお考えです！
もし酪農or肉牛どちらで新規就農をするのか心に決めていない方であれば両方とも経験をすることで将来の選択肢を増やしていくことも考えてくださっています！
乳肉複合型経営を行っている法人はまだまだ少ないため、かつ新規就農に向けて両軸で応援してくださるというのは貴重です！