03-5730-1331

受付時間 9:00〜18:00(土日祝はお休み)

有料職業紹介 許可番号 13-ユ-309036

牧場の面接では何を聞かれる?質問例や身だしなみのポイント・注意点を押さえておこう

牧場の面接では何を聞かれる?質問例や身だしなみのポイント・注意点を押さえておこう

「牧場の面接ではどんな準備が必要?」
「面接を合格できるか、自信をもてない…」

このような不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、牧場の面接でよく聞かれる質問例や事前対策のポイントなどを解説します。

面接を全て通過して、晴れて牧場の仕事に就きたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

牧場の面接とはどのようなものか

牧場の面接とはどのようなものか

それぞれの牧場によって面接内容は異なりますが、牧場での仕事に対するイメージとのギャップ解消や労働環境について知ってもらいたいという牧場側の意向から、面接と牧場見学がセットになっている場合が多いです。

以下では、選考フローの例をまとめました。

① 書類選考
② 一次面接
③ 最終面接 + 牧場視察

一次面接までは一般的な転職活動と同様に、自社ホームページ・求人サイト・ハローワーク・人材紹介会社からエントリーし、履歴書や職務経歴書から書類選考が行われます。

ただし、書類選考では「質問票」という牧場・酪農に対する本気度をチェックするための書類も合わせて提出することが特徴的です。

一次面接では、未経験の場合は応募者の不安を解消するとともに、牧場・酪農への理解度が非常に重視される内容となります。

一次面接を通過すると、ノベルズグループの牧場がある北海道以外の都府県に住んでいる応募者を対象に1泊2日のツアー形式(交通費・宿泊費は会社負担)が実施されます。

最終面接に残った応募者は採用が前提とされており、牧場見学や環境を肌で感じることで、より牧場・酪農への理解を深めることが可能です。

このように、牧場の面接では「牧場・酪農に対する理解」が求められることが多く、応募者にリアルな厳しさを伝えることで採用ミスマッチを減らす対策がされており、その代表的な対策が「牧場見学」なのです。

牧場の面接で重視されるポイント

牧場の面接で重視されるポイント

牧場の面接で重視されるポイントは以下の通りです。

・牧場・酪農の仕事を理解しているか
・やる気と動物たちへの愛情があるか
・チャレンジ精神をもっているか
・十分な基礎体力が備わっているか
・向上心をもって仕事に取り組めるか
・コミュニケーションを大事にできるか

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

①牧場・酪農の仕事を理解しているか

生きものと関わる牧場・酪農の仕事は短期間では結果が出ることは少なく、何年もかけて技術を習得する必要のある仕事だということを理解していることは大切です。

また、動物と触れ合うことが好きなだけでなく、朝早くから仕事することが多いことや肉体労働が多いことなども理解しておく必要があります。

そのため、牧場の仕事に対する具体的なイメージや企業側から提示された牧場の仕事内容の理解など、実際の牧場の仕事とのギャップが生まれていないことをアピールすることが大切です。

②やる気と動物たちへの愛情があるか

牧場での仕事は動物たちへの愛情と仕事への情熱がなければ成り立ちません。

・なぜこの牧場なのか?
・どんな仕事に興味があるのか?
・どんなことを学びたいのか?

このように、やる気や動物たちへの愛情を伝えれば、採用担当者にこの牧場で働く覚悟を知ってもらえるはずです。

③チャレンジ精神をもっているか

生きものを扱う仕事ですので、毎日決まったスケジュールで作業をこなすだけの仕事ではなく、天候や動物の体調によってもスケジュールが急遽変わることもあります。

また、私たちが動物の命によって生活できているということを念頭におくことで、単純作業でも”ただこなすだけ”の作業にはならないでしょう。

このようなことから、新しいことにチャレンジするのが好き・困難な状態でも諦めずに取り組める・柔軟に対応できるなどの適応力をアピールすることが大切です。

④十分な基礎体力が備わっているか

牧場は早朝から仕事が開始されることが当たり前ですし、場合によっては夜間の作業が伴う場合もあります。

また、牧場での仕事は基本的に身体を使って行うため体力仕事になることがほとんどです。

そのため、体力には自信がある、早朝・夜間の作業も問題なくできるなど、基礎体力面のアピールも欠かせません。

⑤向上心をもって仕事に取り組めるか

牧場の仕事はルーティンワークな部分も多いですが、一つひとつの作業によって生産物のクオリティが左右されるという部分では単純なルーティンワークではありません。

牧場の仕事は最新技術が導入されたりと年々アップデートされるため、常に向上心を持って仕事に取り組める・知識を常にアップデートできるなどの仕事に対する意欲をアピールすることも大切です。

⑥コミュニケーションを大事にできるか

牧場の仕事は動物を相手にしますが、ひとりだけで完結する仕事はなく、チームを組んで取り組んだり、先輩から教わりながら仕事を進めることが基本です。

そのため、人とのコミュニケーションやチームワークを大切にして、先輩の意見を聞き入れる素直さなど、成長意欲やコミュニケーション能力をアピールしましょう。

牧場の面接を受けるときの身だしなみのポイント

牧場の面接を受けるときの身だしなみのポイント

次に、牧場の面接を受けるときの服装や髪型、メイクのポイントについて解説します。面接において第一印象は非常に大切なので、要点をチェックしておきましょう。

服装は「スーツ」がベスト

募集要項などに「私服で」と指定がある場合を除き、特に指定がない場合はスーツが無難です。「私服で」と指定されている場合もカジュアルになりすぎないように、ジャケットなどを羽織ると好印象を持たれやすいです。

また、牧場が面接会場の場合は手伝いができるように、作業着を持参しておくと採用担当者に「1日でも早く働きたい」という気持ちを伝えられ、好印象を持ってもらいやすいでしょう。

髪型は清潔感を意識する

へアスタイルは明るすぎるカラーは避け、表情がしっかりと見えるように顔を出しましょう。

髪が長い場合はヘアゴムやヘアピンでまとめ、髪が短い場合は整髪料で整えると清潔感があり好印象です。

女性はナチュラルメイクが王道

牧場の面接においても女性は派手すぎないナチュラルメイクが王道かつ無難です。

ノーメイクはマイナス印象につながるおそれもあるので、チークや口紅を付けるようにして、自然な仕上がりのメイクを目指しましょう。

好印象を残すために!面接で意識すべき4つのポイント

好印象を残すために!面接で意識すべき4つのポイント

好印象を残すための牧場の面接で意識すべきポイントは以下の通りです。

・職務経歴は手短に伝える
・今までの業務の成果・実績を伝える
・これまで身につけたスキルを伝える
・経験・スキルをどう活かしたいかを伝える

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

①職務経歴は手短に伝える

職務経歴書に記名したことは、長々と話すのではなく、手短にまとめて伝えることが大切です。

前職の会社の概要や携わった仕事について簡潔に述べましょう。

②今までの業務の成果・実績を伝える

職務経歴書に明記した経歴のなかで得た成果や実績について、具体的にアピールすることが大切です。

売上高や契約件数などの数字を使って説明することで、より具体性を高められ説得力が増します。牧場に関係ない成果・実績だとしても、努力の内容や結果を出したことが重視されるため、しっかりとアピールしましょう。

また、成果・実績は牧場での仕事に「どのように活かせるのか」「この実績はどのような部分に貢献できるのか」と置き換えて伝えられれば最高のアピールになります。

③これまで身につけたスキルを伝える

前職で習得したスキルを伝えることもアピール方法として重要です。

「○○には自信があります」というシンプルな表現で自分の強みを伝えるので問題ありませんが、そのスキルが牧場にも活かせるスキルなのであれば「○○には自信があるから牧場の○○でも活かせます」と伝えましょう。

④経験・スキルをどう活かしたいかを伝える

今までの経験やスキルをどのように牧場の仕事で活かしたいと考えているのかを伝えることで熱意・やる気のアピールになります。

自分独自の考えや行動によって生まれた成功体験について伝えるのがベストです。

牧場の面接でよく聞かれる質問例

牧場の面接でよく聞かれる質問例と回答例を紹介します。牧場ならではの質問もいくつかありますので理解しておきましょう。

その①:「なぜ私たちの牧場で働きたいのですか?」

<例文>

御社の「すべては笑顔のために」というスローガンに感銘を受けました。牧場に関わる人が笑顔で仕事をしていれば、牧場を訪れたお客さまにも笑顔が伝染しますし、ポジティブな気持ちで前向きに仕事に取り組めるのではないかと考えます。私はそのような笑顔あふれる牧場で働きたいと考えています。」

牧場を選んだ理由については、牧場を知っていくなかで特に魅力を感じた部分を素直かつ具体的に伝えましょう。

その②:「これまで動物の世話をした経験はありますか?」

<例文>

「小学生のころから実家で飼っている犬の世話をしています。散歩やしつけなども行い、なかなか言うことを聞いてくれないときに苦戦した記憶があります。しっかりと犬の表情を見てしつけることで言うことを聞いてくれるようになったときは意思疎通できたと感じました。今は実家を出ているのでなかなか会えませんが、実家に帰ったときに自分のことを覚えてくれたときはとても嬉しかったです。」

ペットの世話の経験やボランティア経験などから動物の世話をした経験があれば具体的にアピールしましょう。

世話の内容だけでなく、どのような部分が難しく、どのように乗り越えたのかを具体的に伝えられるとさらにいいでしょう。

その③:「体力には自信はありますか?」

<例文>

「大学時代までサッカー部に所属していたため体力には自信があります。また前職は残業時間が多く、1日10時間以上働くこともありましたので、長時間の勤務でも問題ありません。」

牧場の仕事は体力仕事で長時間労働になることもあるため、体力面についてはしっかりとアピールしましょう。

その④:「早朝や深夜の勤務、休日出勤はできますか?」

<例文>

「生きものと関わる仕事である以上、早朝や深夜の勤務、休日出勤の勤務は当然だと考えています。動物の体調が悪くなったときに備えて自分自身の体調管理にも気をつけたいです。」

早朝や深夜の作業、休日出勤が伴うことがあるので、柔軟に対応できることを伝えましょう。

その⑤:「自然の中で働くことにどんな印象がありますか?」

<例文>

「自然豊かな環境では心が穏やかでポジティブになれる印象があります。私は比較的都会で育ったため、大自然で長期間過ごすという経験をしたことがありませんが、自然豊かな場所に行くとポジティブな気持ちになれます。このような経験から自ずと自然の中で働きたいという気持ちが芽生えていました。」

自然の中で働くことへの憧れや理解などを素直に伝えましょう。大げさな嘘をついてしまうとマイナスイメージですので、改めて自然について考えをまとめることもおすすめです。

牧場の面談対策におすすめなのはプロの力を借りること

牧場は、一般企業と仕事内容、働き方などがまったく異なる特殊な仕事ですので、一般企業とは異なり牧場の選考を初めて受ける方も多いでしょう。

牧場側としてもそのことを理解しているため、牧場見学などの対策をしていますので、入社後のミスマッチをなくすためにも牧場見学では不明点や不安な部分をしっかりと解消することが大切です。

とはいえ、実際にどんなことを聞けばいいのか、どのような部分を重点的に見ればいいのか分からないという方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいのは牧場の仕事に特化したエージェントにサポートしてもらうことです。エージェントは、先行対策だけでなく面接までサポートしてくれるため、牧場の仕事がはじめてでも安心して面接できます。

まとめ

牧場の仕事は体力仕事で長時間労働が多いという特徴があるため、牧場の仕事をしっかりと理解していることをアピールすることが欠かせませんが、牧場の勤務経験がないとなかなか具体的には理解することは難しいです。

もし牧場で働くイメージが掴めない方や、面接で何を話せばいいのか思いつかないという方は、業界に精通したキャリアドバイザーが在籍するFarmAgent(ファームエージェント)をご検討くださいませ。ご自身にとって最適な牧場の求人を見つけ、スムーズに面接を受けられるようにサポートいたします。

無料!転職サポートに登録

新着求人