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厩務員はやめとけと言われる理由は?やりがいや向いている人を理解しておこう

厩務員はやめとけと言われる理由は?やりがいや向いている人を理解しておこう

「厩務員はやめとけって本当?」
「厩務員のリアルな大変さを知りたい」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、「厩務員はやめとけ」と言われる理由や向いている人の特徴、やりがいについて解説します。

「厩務員はやめとけ」と言われる理由を深く知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

厩務員の仕事が「やめとけ」と言われる理由

厩務員の仕事が「やめとけ」と言われる理由

厩務員の仕事が”やめとけ”と言われる主な理由は以下の通りです。

厩務員は競走馬の世話全般を担当する仕事となり過酷な環境で作業をする場面もあるため”やめとけ”と言われることもありますが、具体的にはどのような部分が”やめとけ”と言われる原因なのかを理解しておくことで、厩務員を目指す心構えができるでしょう。

以下でそれぞれの理由について詳しく解説していきます。

①早朝からの仕事になる

厩務員の朝は非常に早く、通常は5:00〜6:00ごろから作業開始、担当馬がレースを控える当日は4:00〜5:00ごろから作業開始することになります。

厩舎によってもスケジュールは若干異なりますが、基本的には早朝から仕事を開始するため朝型生活になるということを理解しておきましょう。

JRAの場合は、土日にレースが行われるため、平日は5:00〜6:00ごろから、担当馬がレースに出馬する土日は4:00〜5:00ごろからの作業となります。

②スキルアップしないと平均年収が低い

厩務員の全国平均年収は約337万円と、労働時間に対する年収は比較的低い金額となっています。(参照:厚生労働省 job tag(職業情報提供サイト)「厩務スタッフ」)

厩務員はスキルアップすることで、調教助手→調教師というキャリアアップが見込めますが、調教師になると全国平均年収は約551万円にアップします。(参照:厚生労働省 job tag(職業情報提供サイト)「調教師」)

とはいえ、厩務員の担当する馬がレースで賞金を獲得すると原則5%の進上金が支給されるため、必ずしも年収が低いというわけではありません。

③厩務員になるための試験の倍率が高い

例として、JRA所属の厩務員になるためにはJRAが運営する競馬学校の厩務員課程を終了する必要があります。なお、厩務員課程に入学するためには1次試験および2次試験に合格する必要があります。

競馬業界の厩務員不足は深刻になりつつありますが、それでも厩務員課程に合格できる人数は1回の試験で15人ほどで、倍率は10倍とも言われるほどの難関試験です。

また、厩務員課程の受験資格は緩和されたものの、乗馬経験が1年以上あることなどの厳しい条件が課せられているため、そもそも試験を受けるためのハードルも高いといえます。

さらには、厩務員になった後に目指す調教師になる試験はさらに難関で、2025年度(令和7年度)の調教師免許試験の合格者は125人中9名、合格率は7.2%、倍率は13.9%と、非常に狭き門であることを理解しましょう。(参照:JRA「2025年度 新規調教師免許試験合格者」)

④労働環境が整っていない職場もある

競走馬という生き物を相手にする仕事ということもあり、どうしても労働環境が整いにくいというのが厩務員の課題でもあります。

近年は厩務員の有給取得率の上昇など労働環境は整いつつありますが、それでも連休がなかなか取れなかったり、法定休日(​​毎週少なくとも1日もしくは4週間を通じて4日以上の休日)しか休めないなどの問題が生じているのです。

2024年5月にはJRAの調教助手・厩務員が加盟する関東労・美駒労・関西労の3つの労働組合が”労働環境を変えるため”に24時間のストライキを起こしたという事例もあります。

厩舎を経営する調教師によっても労働環境は異なりますが、競走馬中心の労働環境であることを理解することは大切です。

⑤担当した馬が命を落とす可能性がある

競馬は非常に危険な競技ですので、担当馬がレース中にケガをして引退を余儀なくされたり、ケガが重症化してそのまま死に至るケースも珍しくありません。

なかでも競走馬の骨折は死に直結するケガとなるため、骨折した競走馬の治療の見込みがない場合は安楽死という選択が取られることも多いです。

厩務員は担当馬を2頭世話することが一般的ですが、レースで活躍したときの大きな喜びがある一方で、毎日一緒にいた担当馬がいきなり死に至るケースがあることを理解することが大切です。

厩務員のやりがい

厩務員のやりがい

厩務員のやりがいとしてあげられるのは、以下のようなものです。

厩務員は非常にやりがいのある仕事としても知られており、目に見えた成果を得やすくやりがいを感じやすいです。

それでは、それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

①担当した競走馬が結果を出したときの喜び

担当馬がレースで勝つことは、厩務員にとって何よりも嬉しいことです。

先ほどもお伝えした通り、レースでのケガは競走馬の命に直結するほど危険なことですが、レース後の健康チェックでケガなく無事に完走したことが分かったときは安心と喜びが込み上げるという厩務員も多いです。

②給料に夢がある

厩務員は年収に加え、担当馬の賞金の5%を原則として支給されます。担当馬の活躍によっては平均給与の数十倍の進上金を受け取れることもあります。

たとえば、中央競馬場で開催されるレースの最高賞金は5億円ですので、担当馬がレースに優勝すると進上金だけで2,500万円が支給されますし、ディープインパクトの合計獲得賞金は約14億5500万円ですので、進上金だけで約7千500万円ほど支給されることになります。

また、調教師は1,000万円以上稼ぐ方も多いため、厩務員から調教師にキャリアアップできれば平均年手をグッとあげることも可能です。

このように、厩務員は給料の面でも非常に魅力的な仕事となっています。

③明確なキャリアプランがある

厩務員は、持乗調教助手→攻専調教助手→調教師という順番でキャリアアップする道筋が明確にあります。

厩務員は調教することはありませんが、調教助手になると調教師の指示のもと調教することができ、調教師になると厩舎を経営することになります。

最終的には厩舎のトップになるまでのキャリアプランが確立しているため、日頃からキャリア・スキルアップを意識できることは非常にやりがいに感じられるでしょう。

厩務員に向いている人の特徴

厩務員に向いている人の特徴

厩務員に向いている人の特徴は以下の通りです。

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

①馬と関わることが好きな人

厩務員は担当馬と1日中一緒に過ごすため、馬と関わることが好きであることが最低条件です。

厩務員は肉体的にも大変な仕事ですが、担当馬に対する愛情があれば頑張れるという厩務員は多いです。

②責任感がある人

厩務員は担当馬が健康に過ごし、ケガなくレースを完走するためにしっかりと管理する責任があるため、責任感の強い方は厩務員に向いています。

「これくらい平気」と思っていても、競走馬にとっては負担の大きいこともありますので、少しでも異常や違和感を感じたら獣医や調教師に報告する責任があるのです。

③観察力がある人

厩務員は担当馬の体調管理をすることも大切な業務ですので、観察力に優れた人が向いています。

競走馬は身体の強い動物ですが、ケガをしたり寝違えてしまうと我慢して走ってしまい、大きなケガの原因になることもありますので、我慢して走らないように厩務員が事前に異常を察知してあげる必要があります。

馬への愛情があれば異変に気付くことは難しいことではありませんが、厩務員にとって観察力は非常に大切です。

厩務員にはどんな人がなれる?

酪農系の大学を卒業した方や農業の専門学校を卒業した方が厩務員を目指すというイメージがある方も多いと思いますが、競走馬とはまったく関係のなし仕事からの転職や、完全未経験からでも厩務員は目指せるのでしょうか?

①社会人から厩務員に転職できる?

一般の会社に勤務している社会人であっても厩務員に転職することは可能です。

ただし、JRAの厩務員になるためには、競走馬・育成馬・乗馬の騎乗経験期間の合計が1年以上かつ単独騎乗による3種の歩法(常歩・速歩・駈歩)ができることが条件となっているため、一般的な転職のように短期間で転職できるというわけではありません。

また、JRAの厩務課程は6ヶ月間ありますので、その期間中も生活できる資金を用意しておくなど、計画的に転職する必要があります。

②未経験・ニートでも厩務員になれる?

ここまでお伝えしたとおり、JRAの厩務員になるためには厩務員課程を修了する必要がありますが、地方競馬上の場合は未経験・ニートの募集を行っている厩舎も多いです。

とはいえ、まったくの未経験より競馬学校や牧場での勤務経験がある方のほうが採用されやすいですし、厩舎の選択肢が広がることは間違いありません。

また、JRAの厩務員は完全未経験ではなることができないため、JRAの厩務員を目指すための学校やスクールに通うことが一般的です。

③女性でも厩務員になれる?

厩務員の男女比は圧倒的に男性が多いですが、厩務員として活躍している女性は多いです。

最近では女性の厩務員も増えており、2024年度の新規調教師免許試験では初の女性調教師として認められました。

このように、女性でも活躍できる環境は整えられていますので、女性だからといって厩務員になれないということはまったくありません。

厩務員に関するよくある質問

ここでは、厩務員に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.厩務員には体重制限があるって本当?

JRAの競馬学校の厩務員課程の入学条件として、2009年までは60kg以下の体重制限が設けられていましたが、現在は体重制限が撤廃されています。

そのため、厩務員になるためには体重制限をする必要はありませんが、将来的に調教助手や調教師として担当馬に乗ることがあるため、自主的に体重管理をしておく必要があります。

Q2.厩務員のなり方は?

厩務員のなり方には、さまざまな方法があります。

まずJRAの厩務員になるためには競馬学校の厩務員課程を修了する必要があることはお伝えした通りですが、地方競馬の厩務員になる場合は選択肢が豊富です。

地方競馬の厩務員になる一般的な方法としては、専門学校やスクールに通って厩務員に必要な知識を学ぶことや、地方の牧場や乗馬スクールで仕事をして経験を積む方法が挙げられますが、完全未経験から厩務員としてはたらける厩舎もあります。

JRAの厩務員はハードルが高いと感じる方は、地方競馬の厩務員からはじめてみることもおすすめです。

まとめ

本記事では、厩務員がやめとけと言われる理由や、やりがい・向いている人などについて詳しく解説しました。

厩務員は非常にやりがいがある仕事である一方で、競走馬に合わせた業務時間になることや、肉体労働が多いことから苦労することも多いでしょう。

とはいえ、1日中担当馬の近くで仕事できますし、進上金があるため給与に夢があるといった厩務員にしかない魅力も多いです。

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