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酪農ボランティアとは?週末や短期で参加できるボランティアも紹介!

酪農ボランティアとは?週末や短期で参加できるボランティアも紹介!

「酪農ボランティアとはどのようなことをするの?」
「短期で参加できるボランティアもあるの?」

酪農の仕事は興味があっても未経験ではハードルが高く、ボランティアから始めてみたいとお考えではないでしょうか。

本記事では、酪農ボランティアの内容や短期で参加できるボランティアをもとに、酪農ボランティアに参加するメリットデメリットも解説します。

酪農ボランティアに興味がある方がボランティアに参加するきっかけになれば幸いです。

酪農ボランティアの内容4つ

酪農ボランティアの内容4つ

酪農ボランティアの内容を4つ紹介します。

・動物の世話
・搾乳のサポート
・掃除
・牧草地や農地の管理

動物の世話

酪農ボランティアで基本的な仕事のひとつが動物の世話です。具体的にみてみましょう。

仕事 内容
えさやり ・動物の栄養状態に合わせて、牧草や飼料を与える
・季節や個体差によりえさの種類や量は変化するため注意する
水やり ・水を提供する(水飲み場を清潔に保つ必要あり)
運動場や
飼育場の掃除
・動物が快適に過ごせるよう掃除する
・糞尿の処理や、有害な物質がないかチェックする
健康チェック ・動物の健康チェックする方法を学ぶ
・食欲の有無を観察する
ブラッシング ・動物の毛並みを整え、病気を予防する(動物と触れ合いを深める機会になる)

動物の世話を体験し、命の大切さを学びます。動物の飼育方法にくわえ、命を預かることの責任感について学ぶ大切な機会です。

搾乳のサポート

搾乳は、酪農の仕事の中でも重要な仕事のひとつです。ボランティアでは、酪農家のサポート役として、搾乳の作業を手伝うことがあります。

搾乳をサポートするときの具体的な内容はつぎのとおりです。

仕事 内容
準備 ・搾乳機の準備をする
・牛の乳房の洗浄をする
搾乳 ・搾乳機の取り付けをする
・搾乳中の牛を観察する
・搾乳後の乳房の観察をする
乳の管理 ・搾乳された牛乳の品質管理をする

搾乳のサポートをとおし、牛乳がどのように生産するかを学べます。搾乳の過程では、守らなくてはいけない衛生管理に関する基準があり、その重要性を学ぶことができるでしょう。

食の安全にかかわる責任感をもつことの大切さを実感できます。

掃除

飼育場や搾乳場所など、さまざまな環境を清潔に保つことが大切です。ボランティアがする掃除のサポートをみてみましょう。

仕事 内容
飼育場の清掃 ・糞尿の除去をする
・床の洗浄をする
・壁の消毒をする
搾乳場の清掃 ・搾乳機や配管の洗浄をする
・床の消毒をする
道具の洗浄・消毒 ・使用した道具の洗浄や消毒をする

掃除のサポートで、衛生管理の大切さや、清潔な環境を作ることの重要性を学べます。

牧草地や農地の管理

酪農場には、飼料となる牧草地や農作物を栽培する農地があり、ボランティアはこれらの場所の管理をサポートすることがあります。

具体的な内容はつぎのとおりです。

仕事 内容
牧草地の管理 草刈りや排水路の整備をする
農地の管理 農地を耕し、
種まきや収穫をする
肥料作り 糞尿を利用して肥料を作る

これらの作業をとおし、動物を直接世話したり、搾乳をしたりする以外の仕事も体験できます。酪農業を総合的にみるいい機会です。

週末や短期でできる酪農ボランティア

週末や短期でできる酪農ボランティア

週末や短期でできる酪農ボランティアをみてみましょう。

種類 内容
日帰り/短期
の酪農体験
ツアー
・一般の人向けに開催される
・1日〜数日間の短期のものが多い
・牛の世話や搾乳など日常の作業が体験できる
・家族連れや友達同士での参加が可能なこともある
搾乳体験 ・多くの牧場で体験できる
・牛の体調により、開催されないこともあるため、事前に確認する必要がある
短期
アルバイト
・夏や繁忙期の短期アルバイトがある
・実際の酪農の仕事を経験できる
インターン
シップ
・農業系の学生や本格的に酪農に興味がある方を対象にしていることが多い
・酪農の実践的な技術や知識が学べる
・大学や専門学校と連携したプログラムもある
WWOOF ・世界的なボランティアプログラム
・国内外の牧場で、無償で作業を手伝うかわりに食事や宿泊費が無料になる場合がある

目的や期間など、さまざまな条件によって、参加できるプログラムはことなります。くわしくは、開催元に確認してみてください。

酪農ボランティアはつぎのような場所で募集をおこなっています。

・JAのホームページ
・観光協会のホームページ
・農林水産省のホームページ
・農業体験を紹介するホームページ
・各自治体の農業に関する課のホームページ
・ソーシャルメディア内の関連アカウント

ボランティアを探すときは、時期や地域によって募集の数は変動があるため、注意が必要です。

酪農ボランティアをやるメリット

酪農ボランティアをやるメリット

酪農ボランティアをやるメリットをご覧ください。

・自然の中で働くことが想像しやすくなる
・動物とかかわることの現実を知れる
・食の生産のやりがいを体験できる
・酪農の知識が習得できる
・新たな出会いがある

自然の中で働くことが想像しやすくなる

酪農ボランティアをとおして、自然の中で働くことが想像しやすくなります。都会での生活に慣れていると、自然の中で働くのは想像がつきにくい可能性があります。

自然の中で働くことの具体例をみてみましょう。

・夏は暑く、冬は寒い
・新鮮な空気の中で働く
・日の出とともに始まり、日の入りとともに終わる

暑い・寒いなどは、なんとなく想像できていても、実際に働いてみると「想像以上にきつかった」「意外にいけた」など新たな発見ができるかもしれません。

都会の騒然とした環境との違いを体験してみてください。

動物とかかわることの現実を知れる

酪農ボランティアに参加すると、動物とかかわることの現実を知るきっかけになります。単に「かわいい」だけでなく、健康状態を把握したり、安全な環境を提供することなど、命を預かる責任感を学べるしょう。

動物との触れ合いをとおして、絆を深めたり、仕草や行動から動物の心理を読み取ったり、酪農家として大切なスキルを身近でみることができます。

酪農ボランティアをとおして、生命にかかわることの大切さを考えるきっかけができます。

食の生産のやりがいを体験できる

牛乳をはじめとする乳製品は、どこのスーパーでも手軽に手に入れられますが、生産するには多くの人の努力が必要です。

ボランティアをとおし、どのように商品が生産されるのかを知ることができます。そして、自分が関わった商品が生産される喜びを感じる体験ができるでしょう。

安全管理や衛生管理の視点から、食の生産にかかわることの責任の重さを実感ことも期待できます。

酪農の知識が習得できる

酪農のボランティアに参加すると、酪農の知識が習得できます。実際に現場で教えてもらうことで、記憶にも残りやすくなるためおすすめです。

具体例をみてみましょう。

・搾乳方法
・衛生管理
・安全管理
・動物の飼育管理
・えさの管理の方法
・動物の健康チェックの仕方
・酪農に使われる機械の種類や使い方

とくに将来、酪農関係の仕事につきたいと感じている場合は、学校で習うことが現場でどのようにいかされているのかを知ることで、学習への理解が深まります。

新たな出会いがある

酪農ボランティアに参加すると、同じようにボランティアに参加している仲間との交流や、酪農家との新たな出会いがあり、酪農に関する情報を集めるきっかけになります。

酪農ボランティアをとおし、新たな人間関係を築きましょう。

酪農ボランティアのデメリット

酪農ボランティアのデメリットをは次のとおりです。

・体力的負担がある
・天候に左右される可能性がある

自分の時間がなくなる体力的負担がある

酪農の体力的な負担は想像以上かもしれません。早朝からの仕事開始にくわえ、一日中からだを動かすことが多く、体力がない人はきつく感じる可能性があります。

重労働の具体例はつぎのとおりです。

・えさを運ぶ
・動物を移動させる
・糞尿の掃除をする

ボランティアに参加する前に、体力作りをしておくと体力的な負担が軽減されるでしょう。体調が悪いと感じたら、はやめに酪農家に伝えたり、無理せず休息をとることも大切です。体力に不安がある場合は、あらかじめ酪農家に相談しておくこともおすすめです。

天候に左右される可能性がある

酪農のボランティアは、つぎのように天候に左右される可能性があります。

・暑さの中でも作業する
・雨や雪の日でも屋外の作業をする
・危険をともなう天候の悪さでボランティアができない

一般的には、天気が多少悪くても、屋外での作業があります。酪農ボランティアに参加するときは、事前に天気予報を確認しましょう。防寒対策や日焼け対策など、対策をとることが屋外での作業には役立ちます。

自分の時間がなくなる

酪農ボランティアに参加するために、週末や長期休みを利用すると本来の自分の休日がなくなり、自分の時間がなくなる恐れがあります。

酪農ボランティアは体力的に負担がかかるため、仕事や学業の合間に参加する場合は、前もって計画をたて、無理ない範囲でおこないましょう。

酪農がおすすめな理由

酪農がおすすめな理由

酪農がおすすめな理由を解説します。

理由 内容
自然の中で
働ける
・四季の変化を身近に感じられる
・新鮮な空気の中で働ける
命の尊さを
学べる
・動物の誕生から成長を見守れる
・日々のかかわりをとおし、動物との絆を深められる
食の生産に
携われる
・人々の暮らしでなくてはならない「食」の生産にかかわることができる
専門スキル
を習得
できる
・動物の世話、機械の管理、環境の衛生管理などさまざまな知識やスキルが身に付く

酪農の仕事は、動物の世話をしたり、食の生産にかかわったりなど専門性の高いやりがいのある仕事です。生涯をとおして、学び続けることができる分野でもありおすすめです。

酪農がおすすめな理由についてさらにくわしく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

内部リンクへ (田舎 暮らし 仕事)

酪農のボランティアに興味がある方のよくある質問Q&A

酪農ボランティアに興味がある方のよくある質問をみてみましょう。

・援農ボランティアは報酬をもらえるの?
・酪農に向いている人は?
・援農ボランティアは保険がききますか?1つずつ掘り下げていきます。

援農ボランティアは報酬をもらえるの?

一般的に、援農ボランティアは、報酬をもらうことを目的としていません。無償で社会貢献をすることが目的です。

なかには交通費や食事代が支給される場合があります。しかし、これはあくまで例外で、基本的に報酬はないと考えておきましょう。

酪農に向いている人は?

酪農に向いている人はつぎのような人です。

・動物が好き
・自然が好き
・責任感が強い
・体力がある

そのほか、酪農家に向いている人に関してくわしく知りたい方はこちらもご覧ください。

(内部リンク 酪農 やりがい)

援農ボランティアは保険がききますか?

多くの自治体や団体では、ボランティア活動中にけがをした場合に備えて、ボランティア保険に加入しています。

個人で加入している傷害保険や総合保険でもけがが補償される場合があります。ボランティアに参加するときは、保険の有無や内容を確認してみてください。

参考:傷害共済制度

まとめ

酪農のボランティアに参加することで、実際の仕事を体験することができます。酪農ボランティアをとおして、酪農に関する知識を学んだり、動物と関わったりすることで、酪農の仕事の実際をより具体的に理解することができるでしょう。

酪農ボランティアの参加は、実際に酪農の仕事につけそうかどうかを知るいい機会でもあります。

もし、酪農の仕事に興味がある場合は、いつでもお気軽に当社までお問い合わせください。未経験でも可能な求人をご紹介いたします。

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