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【未経験者向け】自然に関わる仕事とは?向いている人の特徴や仕事の探し方も解説

自然に関わる仕事とは?向いている人の特徴や仕事の探し方も解説

「未経験から自然に関わる仕事って何?」
「未経験でも自然に関わる仕事に就けるか不安」

このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、未経験から始められる自然に関わる仕事の例を解説します。また、自然に関わる仕事に向いている人や向いていない人の特徴や仕事の探し方も解説します。

自分に合った自然に関わる仕事を見つけたい方は、ぜひ最後までご一読ください。

未経験でも自然に関わることができる仕事5選

未経験でも自然に関わることができる仕事5選

今回は、未経験でも自然に関われる5つの仕事を厳選しました。仕事の内容や適性を知って、挑戦してみたい仕事があるか探してみてください。

①野菜農家

野菜農家とは、土づくりや種植え、日々の手入れや管理作業、収穫・出荷を通して消費者に生産物を届ける仕事です。水や肥料を調節しながら作物に適した土壌作りや種植え、雑草取りなどの作業を通じて、最終的には作物の収穫・出荷をおこないます。

作業自体は地味なものが多く、台風や大雨といった天候の影響を受けやすい仕事です。しかし、自分が育てた作物が消費者の手元に届き、美味しく食べてもらえた時の喜びはひとしおです。

野菜農家は、果物や野菜が好きで、物事の細かな変化を見逃さない観察力を持っている方に向いています。また、経験を積むためにコツコツと努力ができ、自分の思い通りにいかなくても、根気強く取り組める忍耐力も必要とされます。

なお、現在の農業界では、熱意を持って農業に取り組める人が求められています。そのため、「農業の世界で生きていく」という強い意志さえあれば、未経験でも挑戦できる仕事です。

②酪農家

酪農家とは、乳牛を育て、牛の乳を搾って生乳させる仕事です。牛の搾乳を始めとして、牛舎の掃除や、牛への餌やり、健康管理なども手がけます。

良質な牛乳を生産するために、牛がストレスフリーでのびのびと過ごせる環境づくりが重要なので、酪農家は24時間365日、牛を中心とした生活を送ることが求められます。

酪農家の仕事は、牛がいなくては成り立たないからこそ、動物好きであることが必須です。また、草刈りなどの肉体労働も必要になってくるので、十分な体力も重要です。さらに、牛の健康状態を守るために、些細な変化に気づける観察力も求められます。

酪農家も野菜農家と同様に、熱意を持って取り組める人材が強く求められています。未来の後継者をつくるために、若手の人材育成に力を入れているケースも多く存在します。動物を育てるのが好きで、粘り強く物事に取り組めれば、未経験から酪農家となる道を志すことは十分に可能です。

③畜産農家

畜産農家とは、牛や豚などの家畜を育て、乳製品や肉、卵などを生産・販売する仕事です。良質な生産物をつくれるように、家畜の健康管理や成長具合をコントロールしながら生産物を出荷します。

多くの家畜は、気温や湿度、照明などの外部環境からストレスを感じやすい傾向です。ストレスを多く感じる環境では、生産物の質が落ちてしまうので、家畜の体調管理を毎日徹底することも重要です。

畜産農家はほとんどの時間を家畜と過ごすので、動物が好きなことは必要最低限の条件です。また、毎日の日課が決まっているので、ルーティンワークが得意な方に向いています。さらに、動物の細かな体調の変化に気づける観察能力の高さも求められるでしょう。

畜産農家も野菜農家、酪農家と同様の理由で、未経験でも挑戦できるチャンスは十分に存在します。自分よりも遥かに身体が大きな動物を相手にする大変な仕事ではありますが、自分の思い通りにいかないときも諦めずにコツコツ努力を重ねられる方であれば、たとえ未経験であっても合っている仕事と言えるでしょう。

④宿泊施設スタッフ

宿泊客が快適に過ごせるように、サービスやホスピタリティを提供するのが宿泊施設スタッフの仕事です。主に、チェックインやチェックアウトの手続き、各客室の清掃、食事の提供などの業務をおこないます。

さらに、宴会業務があるホテルの場合は、ブライダル部門でウエディングプランナー業務もこなすケースもゼロではありません。いわば、宿泊施設スタッフは、宿泊客が最高の思い出をつくるためにさまざまな業務を手がける「オールラウンダー」ともいえるでしょう。

宿泊施設スタッフは、お客様と直接会話をする機会が多いので、コミュニケーション能力の高さが求められます。また、お客様のお困りごとにいち早く気づき、臨機応変に対応できる対応力の高さも重要です。

優れた接客能力やホスピタリティが求められますが、入門レベルのポジションであれば、経験よりも意欲や人柄を重視する傾向なので、未経験者でも挑戦できるチャンスは十分にあるでしょう。

⑤インタープリター

インタープリターとは、「通訳」という意味から、自然と人とを繋げる架け橋となる仕事です。

主な仕事は、山や森、自然公園などに足を運んできた観光客に、自然の歴史を説明したり、紅葉イベントといったアクティビティの企画などです。インタープリターになるには、自然に興味を持つのはもちろんですが、自然の魅力や歴史を分かりやすく伝える言語化能力が必要です。また、自然のことを知りたいという探求心や、自分から動こうとする行動力も重要です。

インタープリターになるために特別な資格は必要なく、大切なのは自然を愛する心です。インタープリターとしての経験はなくても、自然が大好きであり、自然の素晴らしさを誰かに伝えられる自信があればOKです。なお、インタープリターになりたい方は協会が主催している研修会などに参加するのも手段のひとつです。

自然に関わる仕事に向いている人の特徴

自然に関わる仕事に向いている人の特徴

未経験でも自然の中で働ける職業を5つ紹介してきましたが、自然の中で働く人の適性も気になるかと思います。

自然を相手にして働くのは大変なことも多いからこそ、どんな仕事が自分に合っているかを確認することが大切です。ここでは、自然に関わる仕事に向いている人の特徴を3つお伝えします。

自然や動物が好きな人

自然に関わる仕事を行いたいなら、自然や動物が好きなことは大前提です。

例えば、以下のような方は自然に関わる仕事に向いているといえます。

・美しい景色を見るのが好き
・動物の世話をするのが好き
・豊かな自然を繋げていきたい

自然を相手にする仕事では、たとえ悪天候の中でも作業をしなければなりません。また、動物は人間の思い通りには動いてくれないからこそ、時には忍耐力と根気が求められることもあります。

そのような場合でも、自然や動物が好きであれば、粘り強く目の前の仕事に向き合えるでしょう。

体力や精神力に自信がある人

自然に関わる仕事は、基本的に肉体労働です。時には重たいものを持つ場面もあるので、常日頃から身体を動かすことが好きな方や、身体を動かす仕事が苦ではない方に向いています。

また、時には悪天候にみまわれて、仕事が計画通りに進まない日もあります。そのような状況であっても、挫けずに仕事に取り組める方は、自然に関わる仕事に向いているといえるでしょう。

自然を守りたい気持ちがある人

最後に紹介するのは、自然を守りたい気持ちがある方です。自然を守るためには、時には自分のことよりも自然保護を優先にしなければいけません。さらに、自然は急な悪天候などで時として人間に牙をむくこともあります。

つまり、何か変化があるたびに動揺してしまっては、仕事がままならない世界なのです。アクシデントが起こっても、自然が大好きで守りたいという気持ちがあれば、最後まで諦めず仕事に向き合えるでしょう。

「自然を守りたい」という切なる気持ちをもって、自然の流れや変化を受け入れて行動できる姿勢が大切だといえるでしょう。

自然に関わる仕事に向いていない人の特徴

前項目では、自然に関わる仕事に向いている人の特徴を解説しました。一方で、自然に関わる仕事に向いていない方の特徴もいくつか存在します。

「せっかく仕事を始めたけれど、適性がなくてすぐに辞めてしまった」とならないように、これから解説するポイントを十分に理解し、自分に当てはまらないかを確認してみましょう。

体力に自信がない人

体力に自信がない人にとっては、自然に関わる仕事はハードルが高いおそれがあります。

たとえば、農業では、重い作物を持ち上げたり、長時間立ち続けたりする作業が日常的に発生します。時には重たいものを持ち上げるシーンもあるので、体力に自信がない方にとっては、相当な負担となる可能性があります。

もちろん、中には体力的な負担が少ない仕事もありますが、体力に自信がない方は、事前に仕事内容をしっかりと調べ、自分に合った仕事を選ぶことが大切です。

環境の変化に対処できない人

自然の中で働く仕事は、環境の変化に対して臨機応変に対応する能力が求められます。

急に大雨が降ったり、風が強かったりする影響で、自分の考えていたスケジュール通りに進まないことも多いからこそ、環境の変化へ柔軟に対処できなければ難しい仕事なのです。

また、自然は人の手では決してコントロールできません。想定外の事態が起こったとしても、慌てずに冷静に対処する姿勢が重要となります。臨機応変に対処するのが苦手な方には、自然に関わる仕事は向いていないかもしれません。

一人で黙々と作業できない人

自然に関わる仕事は、集団で作業するよりも、一人で黙々と作業をするケースが多い傾向です。たとえば、畑での雑草抜きや養豚場の掃除などを無心でおこなっていたら、気が付いたら数日間誰とも会話をしていなかった…というシーンも決して少なくないでしょう。

もちろん、これまでの仕事で人間関係のストレスにさらされていた場合、それらのしがらみからは解放されるかもしれません。しかし、誰かと一緒に仕事をすることに慣れていた方は、一人で作業をすることに寂しさを感じるおそれがあります。

そのため、一人で黙々と作業をするのが苦にならない方でなければ、自然の中で働き続けるのは難しいでしょう。

自然と関わる仕事を見つける4つの方法

自然と関わる仕事を見つける4つの方法

最後に、自然に関わる仕事の見つけ方や働き方についてお伝えしていきます。

方法ごとにメリットも異なりますので、あなたに合った方法を見つけてみてください。

①直接応募する

各自治体や企業のホームページを見て、「ここで働きたい」という求人を見つけたら、公式サイトから直接応募するのもひとつです。直接応募すれば、相手に熱意を伝えられますし、求人サイト経由で応募してきた求職者よりも印象を残せるでしょう。

直接応募の場合においても、必要な履歴書や職務経歴書を送り、採用フローに沿って選考を受けるのが一般的な流れです。働きたい企業が明確に見つかったときは、直接応募であなたも熱意と意欲を存分にアピールしましょう。

②地域おこし協力隊に入る

地域おこし協力隊とは、1年から3年までの間で地方ブランドや地場製品の販売やPRなどの活動を行う職員です。また、農業や水産業などの仕事に携わったり、地域の方々の生活の支援をしたりすることもあります。

なお、一般的な転職活動と同様に書類審査や面接などの選考を受ける必要があります。さらに、地域おこし協力隊になるには、移住が絶対条件なので、住みたい地域を決めてから応募するようにしましょう。

③求人サイトを利用する

求人サイトは、企業探しの軸は明確ではないものの、漠然と自然に関わる仕事に就きたいという方におすすめの方法です。

求人サイトで検索すれば、数万件もの求人を調べられます。また、勤務地や給与などの細かい条件を調整しながら求人を探せるのも、求人サイトならではのメリットです。

④転職エージェントを利用する

最後に解説する方法は、転職エージェントを利用することです。転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーが求人探し~内定まで専属となってサポートしてくれます。

案件紹介だけでなく、エントリーシートの書き方や面接対策もサポートしてくれるので、自力で企業へ応募するよりも、選考に通過しやすい傾向といわれています。

ただし、転職エージェントを選ぶときは、希望業界に強いエージェントを選ぶことが重要です。自然に関わる仕事に就きたいなら、農業に強い転職エージェントを選ぶのが良いでしょう。

まとめ

本記事では、自然に関わる仕事の例や向いている人・向いていない人の特徴、仕事の探し方などを解説しました。

自然に関わる仕事は数多く存在するので、条件に合ったものに就職したいという方も少なくないでしょう。実際の仕事内容は大変な部分もありますが、自然に触れながら日々を過ごす働き方には唯一無二のやりがいがあるからこそ、自分に合った仕事を選ぶのが最善です。

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